ハイブリッド潤滑装置
MCBシリーズ (Patented)

CPLミクロンルブ潤滑と間欠定量オイル潤滑とが、1台でできる複合潤滑装置です。
それぞれの潤滑方式のメリットと使い勝手を生かした潤滑システムがTACOのハイブリッド潤滑装置で構築できます。
それぞれの潤滑方式(ミクロンフォグ、定量オイル)のメリットを利用できます。
エア・オイル潤滑にも対応できます。
小形でコンパクトです。設置スペースが少なくてすむ上、潤滑管理を集中化できます。
使用オイルを1種類に統一できます(異油種対応の2槽形もあります)。

MCBシリーズ

概要と作動の原理

CPLミクロンルブ潤滑は、 間欠定量オイル潤滑は、
オイルを2μm前後に微粒化して、圧力エアとともに給油個所に供給します。
オイルの微少量供給制御、エアによる冷却作用とクーラントや塵埃の侵入防止作用、NAS5級レベルに清浄化された新鮮オイル粒子の供給などにより

熱ひずみを抑制し、高精度を維持しながら高速回転を可能にします。
クーラント・塵埃の侵入による潤滑トラブルを防止します。メンテナンスコストが低減します。
最少。最適油量の供給で環境汚染・ワーク汚損をなくします。
清浄オイルが給油個所の寿命を延長します。
オイルをモーター駆動ポンプにより高い圧力で給油個所に送り出します。
ポンプは間欠的に作動し、作動(昇圧)と停止(圧力降下)を繰返しながら、給油個所に設置した分配器から一定量のオイルを吐出します。
オイル供給量は分配器の吐出容量を決めるだけで、

必要オイル量がコンスタントに給油個所に供給できます。
多量のオイルを必要とする給油個所にも容易に対応できます。
圧力エア中にオイルを吐出することで、オイル・エア潤滑やスプレイ潤滑が可能です。

ハイブリッド潤滑装置(1槽形)

ハイブリッド潤滑装置 (イラストは1槽形です。CPLミクロンルブ潤滑側と、間欠定量オイル潤滑側との油槽を区別けした、2槽形ハイブリッド潤滑装置も用意しています)

作動の原理
CPLミクロンルブ潤滑は、
ベンチユリノズル部において高速で流れる圧力エアの作用で、オイルを微細で軽い霧状の粒子(=ミクロンフォグ)とします。
発生したミクロンフォグはOUT側配管(=マニホールド)を低速で流れる低圧エアと一緒に各給油個所に向かいます。
マニホールドから枝分かれした末端の各給油個所では、フォグノズルがミクロンフォグを潤滑に適した付着しやすい性状に転換して、摺動、転動する給油個所に連続して吹き付けて、新鮮で薄いオイルフィルムを形成します。
CPLミクロンルブ潤滑はオイル供給量を微少量まで正確に制御し、潤滑面に最適な油量を間断なく供給できるので、軸受けの温度上昇を最小に維持して、機械の精度を最大に引き出します。また、余分なオイルのもれ、たれがないので、機械周囲はクリーンに保たれます。
間欠定量オイル潤滑は、
モーター駆動ポンプを作動してオイルを高い圧力としてOUT側に送り出します。ポンプが停止すると脱圧弁が作動してOUT側オイル圧力が脱圧弁の設定圧までさがります。
OUT側ではポンプの作動ごとに、管内で生じる昇圧/降圧の圧力変化を利用して分配器が作動します。
分配器は各給油個所ごとに設置し、ポンプが供給・停止を行なうたびに、あらかじめ設定された一定量のオイルを給油個所に吐出します。
間欠定量オイル潤滑は、分配器の吐出容量を選ぶことで、一回の作動で数cc(=cm3)のオイル潤滑が行えます。

形式番号の表示方法

シリーズ名称 定格電圧 電磁弁付きフィルタ/
レギュレータの付属
ミクロンルブ側マニホールド
圧力スイッチの付属
滴下モニタの付属
(センサ、アンプ)
MCB-08L3-
1槽形
1 AC100V 50/60Hz、
AC110V 60Hz
4 異電圧(※1

B:なし

D:付属

0:なし

2:付属

2:なし

3:付属


※1 CPLミクロンルブ潤滑部:DC24V、間欠定量オイル潤滑部:AC100V 50/60Hz、AC110V 60Hz
オイルレベルスイッチ、作動圧力用圧力スイッチ、マニホールド圧力計、オイル圧力計は標準付属品です。
プランジャポンプ、オイルポンプを間欠駆動するための制御機器/回路は付属していません。前もってご用意ください。
間欠定量オイル潤滑用オイル圧力スイッチはオプションです。下記の品目番号にて、別途ご注文ください。品目番号:92570

外形寸法図

MCBシリーズ 外形寸法図

 

端子台の結線

MCD 端子台の結線

製品一覧

TACO株式会社TOPページへ戻る